ゴマキ、弟窃盗逮捕でハロプロ卒業

元モーニング娘。の後藤真希（２２）が、つんく♂プロデュースのアイドル集団ハロー！プロジェクトから卒業することが２８日、発表された。男女ユニットＥＥ　ＪＵＭＰの元メンバーで弟のユウキこと後藤祐樹容疑者（２１）が工事現場から大量の銅線を盗んだとして、２０日に窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕された事件の責任を取った形だ。この事件後に所属事務所と話し合った後藤が「ほかのハロプロメンバーに迷惑を掛けた」として“脱退”を申し出た。卒業後もソロ活動は続ける。
　後藤はこの日、全国ツアーの最終公演を埼玉・大宮ソニックシティホールで開催した。２回公演の夜の部でファンに卒業を報告した。２回目のアンコールの時に「大切なお知らせがあります」と切り出し、「いきなりの発表でごめんなさい。弟の祐樹のことでファンの皆さんに大変な心配とご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。ハロプロは卒業しますが、後藤真希として今後も頑張っていきます」と頭を下げた。さらに「今までありがとう」と言うやいなや客席から「ごっちん頑張れ」との声援が飛び、感極まった後藤は言葉が続かなかった。
　モー娘卒業後にハロプロでソロ活動することは規定路線。だが、ハロプロを卒業してソロ歌手として活動するのは第１期メンバー市井紗耶香以来になる。後藤はこの日夜、マスコミ各社にファクスを送り「先のことは、まだ分かりませんが自分にしかできないことの追求、自分の音楽性について見詰め直していく中で、いろんなことを吸収し、今より前へ確実に進んで行きたい」と報告した。
　弟が起こした刑事事件の責任を取る一方、後藤は活動の方向性の違いがあったことも明かした。関係者によると、セクシーさを前面に押し出す最近の活動路線に不満を持っていたという。今後の後藤の芸能活動は白紙状態だ。

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自分の弟のハンザイ芸能界入りで、ハロプロから追放されました。
今後は豊胸疑惑のほかに堂々とカミングアウトしてください