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野望の王国 征二郎兄さん至高の殺し編 [野望の王国]

さあ野望の王国の続きようやくアップします。
東大に在学のまま橘組内で勢力を持った征五郎と片岡今回は征二郎兄さんの「至高の殺し」を目の辺りにします。
これまでのツッコミは片岡お前だ、全く究極の殺しに参加していないぞ。ただ驚くか、征二郎の妹の文子とイチャイチャしているかではないか

 

 帰路、征五郎と片岡は、疑われる要因はないはずだがもしや感づかれているのではないか、と相談する。そして征二郎を倒すための行動を採ることを決定する。
 そしてどっかの映画館を借り切って若獅子会結成記念式典。旧大吉会大島組田原元の司会で式典は進行する。
 征五郎は若獅子会の目的を説明する。若獅子会は今までのヤクザ、暴力団の寄り合い所帯、組の連合ではない。その違いは、目的を持っていることである。目的は、権力をつかむこと。裏の世界の、いわば屑である力を合わせて、表の世界も裏の世界も支配すること。今までのように無目的ではなく、目的を目指して生きるのだ。
 ちょうどそのころ、征二郎を倒すための計画が実行される。征四郎襲撃。最近囲った女のマンションから帰ろうとする征四郎を、征五郎の刺客が襲う。エレベーター内で拳銃が乱射され、征四郎の部下は全員即死。そして征四郎は、腕を撃たれて重体。(究極の殺し第5弾発動)
 この知らせを聞いた征五郎は、片岡と頭取になったトクこと徳田栄治(ここでトクのフルネームが明かされたが後に徳田徳一と名乗っている)に後を任せて式典会場を後にする。
 川崎中央病院。
 襲撃の恐怖と怪我の痛みから暴れる征四郎。ベッドに縛り付けられた征四郎を前に取り乱す女たち。その醜さに、征五郎は早急な処理を決意する。醜いものをこの世から消し去る決意を。
 三時間後、征二郎は水上温泉の関東遊技会連盟会合に出席していた。征四郎の生命に別状がない以上、主賓として招かれたのだから義理をすませてから戻る、という連絡が入る。征二郎の性格を計算したうえでの計画であった。
 目覚めた征四郎を、征五郎は甲斐甲斐しく世話する。そして疑問を口にするふりをして、征四郎の疑惑を植え付ける。
 征一郎が死んだなら次は征二郎を狙うのが筋であるのに、どうして征三郎が殺されたのか。そして征一郎と征三郎を殺した藤森がいなくなったのに、誰が征四郎を狙ったのか。それも、跡目を継いだわけでもない征四郎を。
 征四郎は思い当たる。征一郎、征三郎、そして征四郎はすべて本家の人間である。本家の人間がいなくなって得をするのは、征二郎だ。そして征二郎は見舞いに来ない。
 征四郎は、征二郎を憎み始める。
 やっと会合が終わって見舞いに来た征二郎を、征四郎は罵倒する。次は本家の生き残りである自分を殺そうというのか、すべてを藤森の仕業にしようというのか、と。
 かっとなって征四郎を殴りつけようとする征二郎を、征五郎はなだめる。今はピストルで撃たれたために神経が高ぶっているのだから、と。
 そして征二郎とふたりになったときに、部下は蜂の巣のように撃たれていながら征四郎だけは幸いにも肩を撃たれただけの軽傷で済んだ、と告げる。
 征二郎はその不自然さに気付く。
 すべては、征四郎の狂言だったのではないか、と。
 征五郎はほくそ笑む。征二郎は権力を握った。そして権力を握れば猜疑心は強くなる。いかに聡明な人間であろうとも猜疑心に囚われれば眼が曇る。
 一方片岡は征二郎宅にお邪魔しており、文子に東大で1,2を争う片岡がなぜ橘組に入ったかを聞かれ「俺と橘には夢がある、壮大な夢だ」「我々は単なるやくざになるつもりは全然無い、この世で力をつかむ第一歩にすぎないんだ」とか発言し文子に「片岡さんなんか嫌い」と言われて部屋から出て行こうとする文子を抱きしめる
(片岡イチャイチャしてんじゃねえよ)
 
文子としては片岡を心から愛してしまい自分をやくざ世界から連れ出してくれる存在だと祈っていたと言い再度片岡と厚い抱擁をする。(片岡再度イチャイチャしてんじゃねえよ)
 そこに征二郎が帰ってきたので二人はお互いを引き離し文子は部屋へ戻ってしまう。

征二郎「やあ、片岡君来ていたのか」
片岡「もう私は征五郎の友人ではありません。橘征二郎の部下です。片岡君と呼ばないでください」
征二郎は若獅子会の方はどうなったと報告を聞く。片岡は旧大吉会を完全に押さえて近代的な組織に編成替えの作業を開始したと報告。そこで征二郎は大学で学んだ政治学とやらを使って今までのやくざ組織をどれだけ強力なものに変えるか手並みを見せてもらうと征五郎と片岡に期待する。

 そして征四郎は、さらに征五郎に煽られる。
 征一郎も征三郎も葬儀──人があつまったときのどさくさに殺された。だから次に人が集まるとき、征二郎の襲名披露のときが危ない、と。そして征四郎は襲名披露の取り仕切りを任されていた。怯え、どうすればよいかと問う征四郎に、征五郎は答える。
 

「殺される前に殺せっ!! 敵は殺せっ!!」
(征四郎が馬鹿だからあっさり引っかかります。)

 征二郎は疑心暗鬼に陥る。征四郎が狂言で撃たれて見せて、またも橘本家の人間が襲われたと宣伝したとする。非難は征二郎に集中する。そしてこれを狙って、征一郎と征三郎までも征四郎が殺したということもあり得る。そう考える。
征四郎は即座に退院し、味方となる幹部を集める。
征蔵直系の大幹部、広池会会長・中村善太郎。征一郎派幹部、松山組組長・松山峰二。征一郎派幹部、河原組組長・河原修平。征三郎派幹部、若頭・小森利明。征三郎派幹部、深山組組長・深山正男。征一郎派若頭、平木組組長・平木準二。そして征五郎である。
 征四郎を盛り立て、総決起して征二郎打倒を誓う彼らであったが、平木が征二郎のスパイであるということをトクが発見する。征五郎は征二郎に征四郎の動きを報告し、そのうえで征四郎を許してやって欲しいと懇願する。たとえ半分しか血がつながっていなくても、かけがえのない兄弟だ、戦えば征二郎が勝つに決まっているのだから、征四郎を、これまで犯した罪を、許してやって欲しい、と。
 帰路、征五郎は良心の呵責に苛まれる。
 「おれは悪魔か邪鬼か……兄弟愛に燃える男の姿を恥じもせず演じて見せるとは……
 ええい女々しいぞ征五郎、まだこんな迷いにとらわれるのかっ! 野望を達成するためには全てを捨てると誓ったはずだ。野望のためには善も悪も兄弟愛も踏み越えると誓ったはずではないかっ!」

 ここで征五郎と片岡は平木をトクに命じて征二郎邸を出てきたところをトクの特殊部隊に拳銃を乱射して始末する。(究極の殺し第6段発動)

 (平木を殺されて喚いている馬鹿)

ここで征二郎と征四郎の川崎を戦場とした戦争が始まる

 初めは征四郎派が征二郎派の幹部クラス3組を奇襲でつぶすが、征二郎は一応弟の征四郎を殺すのに躊躇って一日無駄に過ごしていたのが仇となってしまった。
 しかしやはりこの男だけは怒らせてはいけなかった。征二郎派をすべて神奈川から東京へ撤退させてホテルで司令室を作り、反撃にでる。征四郎派の各拠点をつぶした後を火をつけて、極めつけは

「征四郎お前もだ」

(兄さん怖すぎです。)

この間の征五郎と片岡はトクの事務所に篭り情勢を見つめていたら、文子から片岡に電話が入り、「征二郎が突然家を出てしまった」とか「何で兄弟で争わなければならないのとか」しまいには「片岡さん死なないで」などのラブコールを受ける。(おいまたイチャイチャしてんのかよ。)
ここで征五郎は片岡と文子がそういう仲であったとやっと気づくが、征五郎は征二郎を倒すために肉親の情に苦しんでいるのにその妹を愛するとはどういうことだと迫るが片岡も文子はお前の愛する妹だろお前のほうがつらいのではと諭し、余計な負担をかけさせたことを征五郎に詫びる。
(征五郎も妾の子同士で文子との仲はすごくよかった)

征四郎を潰すために使った手段は何と・・・米軍外人部隊の投入でした。何で米軍!?ヤクザの抗争なのに!米軍を使った至高の殺しで一気に形勢逆転します。また、後の究極の殺しに使われる幹部拉致を実行します

極めつけは征四郎の本拠地(川崎)に米軍のヘリを使って空爆

そして、防火服を身につけた米兵を 送り込み、征四郎を生け捕りに!しかも、警察に証拠は一切残さず後始末・・・アルカイダよりすげえ!

一晩で征四郎派を始末した征二郎、徳田建設にやってきて、征五郎と片岡に「地獄を見せてやる」といいはずれの港へ向かいます。
 その道中でもう戦争は終わったのに何があるんだという征五郎に対して片岡は「敵方に対する裁判と処刑だ」といい、征二郎の「至高の殺し」を見せ付けて逆らえなくするためのものであると断言する。

 港に着き倉庫の地下に征四郎と幹部連中が捕虜として捕らえられていた。
 征二郎は征四郎派のおろかさを語り、征四郎を射殺します。(至高の殺しもうわからん)

 残った幹部連中の殺害と死体のコンクリート詰めの始末を征五郎と片岡に命令させます。
 (至高の殺しの後始末)

征二郎としてはこれで兄弟が二人きりになった、これからどう出るんだとの疑問があります。
(私だったら普通ここまで見せ付けられたら降伏しますな)

一週間後、マスコミでは川崎で起きた事をニュースで、一晩で200人死んだとか、10数箇所焼き討ちされたとかの報道をしており、征二郎も県警に出頭して尋問を受けますが、征四郎と父の腹心の幹部中村が争いを始めて、抗争に巻き込まれたくなかったから当日は神奈川を離れているのでアリバイはあると証言した。
 一方征五郎と片岡は警察から戻ってきた征二郎に征四郎以下の遺体はコンクリ詰めにして東京湾に沈めたと報告する。その報告を受け征二郎は征五郎と片岡に橘組再建の協力に力を貸してくれと命令する。そこへ文子が川崎中央警察署の署長の柿崎さんが来たので応接に通したと言う。征二郎は中央署の署長の柿崎は誰だと問いかけ、片岡は先週代わったばかりの新任の署長と答える。そこで征二郎は柿崎に会うために応接を離れる。
 この後、片岡と文子のイチャイチャ抱擁が展開される。(あーもうええわ)

やっと次回からは野望の王国いや漫画界最狂キャラの「柿崎憲登場編」です。

ここから面白くなります。


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野望の王国完全版1の最初の方 [野望の王国]

皆さんお待ちかねの「野望の王国」のストーリーを案内します。

紫のコメントは私の突っ込みです。

 国立競技場。アメリカ選抜チームと東京大学チームがフットボールの試合を行っている。
 (これはアメフト漫画か、どこが「野望の王国」なんだよー)
 激闘の末、ついに東京大学がアメリカを下す。(絶対ありえねー)

その立て役者となったのはクォーターバックの片岡仁とラインメンの橘征五郎であった。ふたりは万年ドン尻だった東大フットボールチームを世界にまで引き上げたのだ。
 政治学中本健の教授室にて、ゼミ生たちから褒めそやされるふたり。征五郎と片岡はフットボールチームの英雄であるだけでなく、学業においても東京大学法学部の主席を争う天才であったのだ。
 後継者として教室に残って欲しいと願う中本教授に対し、ふたりは言い放つ。自分たちは教室に残るつもりはない。大企業にも官公庁にも就職しない。そんなことをしている暇などないのだ、と。
征五郎 「ぼくたちが法学部政治学科で政治学を学んだのは 人が人を支配する仕組み 権力をつかむための方法を学ぶためだったといっていいでしょう!」
 片岡「社会の権力構造のカラクリを研究し尽くし ぼくたちが新しい王国を築くための準備を進めてきたのだとも」

(野望の王国を築くだとー、ここから本題になるのかー)

 「き 君たち気でも狂ったのか……」
 「勉強のしすぎで頭がおかしくなったんだ……」
 誇大妄想だと恐怖する教授に、ふたりは追い打ちをかけるように宣言する。
征五郎 「誇大妄想と思うなら思ってください 我々は自分たちの知力と体力を信じているんです」
 片岡「この世は荒野だ! 唯一野望を実行に移す者のみがこの荒野を制することができるのだ!」

(この時点で天才と変人は紙一重だと直感しました。)

 数日後、征五郎は東大キャンパスに駆けつけた留吉の知らせにより、父・橘征蔵の死を知る。征五郎は片岡に告げる。ついに我々の野望の炎を燃えあがるときが来た。
 そう、征五郎の父・橘征蔵こそは神奈川県最大の暴力団・橘組の組長であったのだ。
 川崎市の屋敷で行われる葬儀に赴く征五郎。そんな征五郎を長兄である征一郎は罵倒する。妾の子が何の用だ、その汚い学生服は何だ、と。
 征五郎は冷静に反論する。父・橘征蔵は本妻の子も妾の子も自分の子供に変わりはなく、仲良くするようにいっていた。それに学生服は学生にとっての式服であり礼服だから葬儀に参列するに相応しい恰好だ、と。
 取りなす征二郎。穏やかに話す征二郎を見た片岡は、征二郎こそが自分たちの野望にとって最大の障害になると考える。
 橘征蔵の遺体の前に集う家族。本妻民枝(57)。長男征一郎(30)──本妻民枝の子。三男征三郎、四男征四郎(28)の双子──本妻民枝の子。長女勝子(35)──本妻民枝の子。次女敏子(26)──本妻民枝の子。次男征二郎(29)──二号高子の子。五男征五郎(21)──三号芳子の子。三女文子(18)──二号高子の子。

本妻の方は恐ろしく老けすぎではないかよー
ほとんどが20代なのは爆笑ものです。

特にこいつはホンマに26歳なのかが信じられません。
どんな苦労をしたのだろうと思いますが、何も苦労はしていません。
後にガキンチョ征五郎をいじめていたのが判明しますからどうでもいいです。

 通夜の席に本妻の子も妾の子も並ばせるとは変わっているという片岡に、留吉は答える。征蔵こそは最後の侠客といった人物であった、と。そしてまた、征五郎がいくら頭がよいといっても、もし征二郎が言いつけに背いて学校に進んでいたら征五郎以上の成績を上げただろうともいう。妾腹ということもあるのだろうが征五郎と征二郎、文子は非常に仲むつまじいという留吉にことばに、片岡はつぶやく。
 「兄弟愛か。我々の野望を達成するのに一番大きな邪魔がこんなところに存在するとはな」
 ついに葬儀のドサクサに紛れて橘組乗っ取りの野望がスタートします。
 片岡は兵隊頭トクに連絡する。トクは手勢を率いて橘組川崎本部・橘興業を襲撃。留守番の若者二名を殺害する。
 急報を受け、大吉会の仕業であると色めき立つ征一郎。征二郎は長男がいなくては通夜の客人に失礼であると、征三郎、征四郎を率いて飛び出す。
 留守居をする征一郎を、征五郎は客人であると離れに呼び出す。そこにはトクの放った刺客がおり、征一郎を刺殺。(究極の殺し発動)逃げようとする刺客を征五郎は口封じのため殺し、完全に死亡したのを確認すると大声を上げながら刺客を滅多刺しにする(究極の殺しの仕上げメニュー)そして警察には兄を殺した暴漢が襲ってきたので正当防衛をしたと供述する。
 警察はフットボールチームのエースである征五郎だから助かったのであって、これは完全に正当防衛であると判断する。
 「君は東大でもトップを争うほどの成績だしフットボールのスターでもある。君のような模範青年の前途を傷つけるようなことは警察はしないよ」
 征二郎も警察で事務所襲撃の取調べを受けており、征五郎に対して、
「征五郎 お前に刃が使えると思わなかったぜ いい腕だ 俺の弟だけあるぜ」
 征五郎多少動揺する。
 事情徴収を終え神奈川県警富士見署から出てきた征五郎を片岡は出迎える。片岡の顔を見た征五郎は崩れ落ちる。
 「お前の顔を見たら気がゆるんだらしい」
 「しっかりしろ」
 「おれは人を殺したんだぞ……自分の兄も…」
 「十分間だけやる。十分経ったら立ち直れ。そして今後二度と動揺するな」

 川崎市慈徳寺における合同告別式。般若心経を唱える僧侶(確認できるのは11名)。
 突如タンクローリーが突っ込んでくる。爆発炎上。寺は火の海となる。
 パニックを起こし逃げまどう人々。突き飛ばされた文子は踏みつけにされ、足を挫いてしまう。片岡は文子を見つけると、抱きかかえて寺を脱出する。そんなふたりを征五郎は冷やかすのであった。
 だが征三郎は火事に紛れて暗殺される。(究極の殺し第2弾発動)
 深夜、徳田建設にて片岡は兵隊頭であるトクと茶を飲む。トクは征五郎に、そして片岡に対して絶対的な忠誠を誓っていると語る。だが片岡は、鬼神すら顔を背ける所行にどこまでついてこられるかと心配するのであった。

 10日後、横浜橘征二郎邸。
 片岡は文子に数学を教える。文系なのに数学が分かるなんですごいと褒める文子に、高校生の数学が解けなければ東大に入れはしなかった、と答える。しかし文子は理系、文系の数学より難度は高いのであった。
 そのころ征五郎は征二郎組長と話し合っていた。

征五郎「おやじの死んだどさくさに征一郎兄さんと征三郎兄さんがあんなふうに殺されたということで、橘組の権威は大いに失墜したことは確かです。どこからどう見ても橘組の屋台骨はガタガタになったとしか思えないでしょう……」
 征五郎のことばに、征二郎は同意する。
征二郎「そのとおりだ。くだらんことだがヤクザの世界では面子にこだわる。その面子を橘組は完全に失ったんだ。このままじゃ橘組はガタガタになっちまう」
征五郎「今度のことはやはり大吉会のやったことと思いますか」
征二郎「……いや分からん。むしろおれの勘では、これは大吉会の仕業ではないと思う。他の者が大吉会の仕業と思わせるように仕組んだもののように思えて仕方がない」
征五郎(う、うう……ま、まさか感づかれているのでは……)
 しかし征五郎の不安をよそに、征二郎は続ける。
征二郎「しかし本当に大吉会がやったのかやらなかったのか、そんなことはどうでもいい……大事なのは世間の人々、それに大部分の橘組の内部の者が、今度のことは大吉会がやったと思っているということだ! 今するべきことは、橘組の威信を回復することだ。そのためには報復することだ!」
征五郎「報復……」
征二郎「組の内外の人間が橘組に期待しているのは報復だ。報復することによって橘組の力を示さねば橘組は内外から軽んじられる。大吉会が真犯人かどうかはどうでもいいっ!!」
 苦笑すると、征二郎はつぶやいた。
征二郎「下らねえことだが組を維持するというのはこんなことなんだよ」
征五郎「それが政治というものです! 大衆に必要なのは絶対的真実ではない。彼らの下衆な期待を満たしてやるということなのです!!」
 大吉会への報復を自分にやらせて欲しいと願い出る征五郎。東大法学部切ってのエリートがヤクザの抗争に関わろうなど、頭がどうかしたのではないかと驚く征二郎。
征五郎「ヤクザの妾の息子がどうしてエリートなんです!? そんなことを本気で言っているんですかっ? いくら東大だから、法学部で一番だからといってヤクザの妾の息子をエリート支配階級に入れるほど日本の社会は甘くはない! 身上調査をされれば官庁にも大企業にも絶対に入れはしない!!」
 そして片岡は単身、大吉会本部に赴く。大吉会の命の値段を査定するために。
(「東京大学の片岡です。」と堂々と乗り込むのも問題があるが・・・)
自分たちが犯人ではないと主張する大吉会会長藤森会長。
「そ、それにあれだけのことをするには余程の大人数が必要だろう……しかも喧嘩なれした連中がっ! おれたちにはそんな腕ききの者は何人もいやしない。あんなことはおれたちにゃできっこないっ!」
 内心ほくそ笑む片岡。
 (ふふ…腕ききの者が大人数だと。愚か者めが。計画と指導さえ完璧ならあの程度のことは二十人ほどの素人だけでやってのけられることなんだ)
 橘組の顔を立てるために形式上謝るようにという片岡。納得しかける大吉会幹部。
 「で、その謝るふりをするためにはいくら払えばいいんだい?」
 「現金で十億円。あるいは大吉会の神奈川県下の縄張りを橘組に引き渡すことっ!!」
 激高し片岡を追い返す幹部。しかし片岡の目的は、盗聴器を仕掛けることにあった。
 関西花岡組の助っ人50人がやってくることを盗聴により知った征五郎は、翌々日、熱海駅で待ち伏せを行う。警察の取り調べを装い、小田原駅で花岡組50人を降ろしたトクは、小田原港外れの倉庫に連れ込み、全員を銃殺。死体を残し使用した拳銃およびトラックをスクラップとして溶鉱炉に放り込む。
 兵隊頭であるトクは征五郎と片岡の作戦を絶賛する。トクの手下は決して裏切ることなく、指示された仕事を完璧にこなす。
(究極の殺し第3弾発動)
 「片岡さんに言われたとおりに、連中はいつでも四人一組で行動するように決めてある。もし誰かが裏切るような素振りを示したら、その場で他の仲間が殺していいことになっているんだ」
 「組織で大事なのは鉄の規律だ。これでもまだ完璧とは言えない。更に完全な統制の方法を考えよう」
 「それはそうと、トクには今までにずいぶんな金を使わせたな……今度のトラックもこの間のタンクローリーも、そして今日使ったピストルも全部お前の持ち出しだ」
 「征五郎さん何言ってんだよ。今におれはドカッと儲けさせてもらうんだもの。それに実際に金がかかったのはピストルぐらいのもんさ。車は三台とも只同然のポンコツを買ってきたんだから」

 二日後、藤森邸。
 小田原港はずれの惨劇を朝刊で知り、愕然とする藤森会長。そこに現れた片岡、藤森に新聞を投げつける。
 「さて、もう一度あなたたちの命の値段を査定しましょうか!」
 片岡は藤森を脅し続け、その隙に盗聴器を回収する。
 そこに花岡組若頭の疋矢繁が現れる。(「犬おじさん」登場)疋矢といえば花岡組切り込み隊長と恐れられ疋矢組を率いる人物であった。片岡は学生である自分が立ち会うべき場面ではない、といって去る。
 疋矢は小田原虐殺事件は大吉会の仕業であると断定する。橘組と花岡組をぶつけて漁夫の利を狙おうとした、これが花岡組の公式見解であった。疋矢は見せしめとして、藤塚の右腕を日本刀で切り落とす。そして申し開きがしたいのなら三日以内に犯人を連れてこいと命じる。
 そのころ徳田建設。
 征五郎と片岡は自らが作成したファイルを探っていた。組織犯罪の研究に使うという名目で警察、新聞社、雑誌社の資料室を活用して作成したもので、全国暴力団幹部連の顔写真と経歴をファイルしたものである。
 「東大法学部の先輩はみんな大きな力をふるえる場所にいる。どいつもこいつも社会を汚している張本人だが利用する分には便利だぜ」
 「全くだ。連中をうまく使いこなすと仲々役に立つ。ただそれだけの価値しかない連中だが」
 征五郎は疋矢が無類の犬好きであることを知り、作戦を思いつく。

 翌朝、川崎グランドホテル前。
 征五郎は飼い犬の散歩をしていた。

 

 驚愕する疋矢。


 「な、なんちゅうでかいチャウチャウや。わしはあんなチャウチャウ初めて見たぞっ! それにあのアフガンハウンド……完璧な姿や……」
 疋矢は征五郎を呼び止めると、挨拶もせずに犬を褒めちぎる。
 「そうや、今思い出したで。去年愛犬クラブの仲間が関東でものすごうごついチャウチャウを育てとるもんがおるらしいと噂しとったが、ひょっとするとこのチャウチャウのことやったんかもしれん」
 チャウチャウを撫で回す疋矢。
 「この顔、頭の形、胸回り、脚の太さ……どれをとっても非のうちどころがない。しかもこの大きなことちゅうたら仔牛も顔負けやないか。こんなチャウチャウはじめてじゃ」
 そしてうっとりした顔でアフガンハウンドを褒めそやす。
 「ええ姿じゃ。気品がある。王侯貴族の気高さみたいなもんを体中から発散させとる。こんあアフガンハウンドが日本におったとはのう」
 征五郎は疋矢が引っかかったと確信し、犬は死んだ長兄のものであること、長兄は十頭ほどの犬を飼っていたことを話す。疋矢はぜひとも橘邸を訪問したいと懇願する。
 橘邸に着いた疋矢たちは驚愕する。橘組の本拠地であることに気づいたからだ。しかしそんな驚きも、犬の素晴らしさに吹き飛ぶ。どれもこれも一目で分かる逸品ぞろいであったからだ。
 そこに橘征二郎が現れる。雨樋の補修や植木の刈り込みについて指示していた征二郎は疋矢の正体をすぐに見抜くが、犬を好きな人間にはよく驚かされるから、と貫禄を見せる。先日はアラブの王様までみえたほどだ、とさりげなく自慢する。
 小田原50人殺しが征二郎の仕業であったらここまで堂々としてはいられない、と考える疋矢。そんな疋矢に、征二郎は小田原事件の解決に協力しようと申し出る。混乱する疋矢。

 そのころ片岡は、征二郎から借りた兵隊を引き連れて川崎マリンホテルに向かう。兵隊には皆、橘組の代紋を着用させている。
 マリンホテルでは藤森会長が大吉会の解散を宣言していた。
 納得できないといきりたつ組長たち。大島組田原元。ミナト組金田守。大山組大山敏男。山里組山里健一。大平組大平正吉。河原崎組松崎治。
 そこに突入する橘組の兵隊たち。
 片岡は大吉会の組長たちに、藤森会長が橘組と花岡組の共倒れを狙って失敗したのだと印象づける。そして組長たちが助かる方法を示す。それはただちに大吉会を解散し、橘組に入ること。大吉会が解散してしまえば花岡組の怒りは直接の当事者である藤森会長と不二塚にだけ注がれるのだ。
 片岡に付き添われ、高飛びの準備をする藤森。しかし藤森を生かしておく片岡ではなかった。藤森の乗ったタクシーは鉄パイプを積んだトラックに衝突、藤森は鉄パイプで串刺しになる。
(究極の殺し第4弾発動)
 トクはトラックを降りると、タクシードライバーの老人に、約束通り金を送ると告げる。老人は、このまま業務上過失致死の罪を負ったまま黙って地獄に行く、と語る。どうせ肺癌で助からない命、娘に嫁入り支度の金を作ってやれてよかった、と。

 疋矢はウィスキーをガブ飲みしながら恐怖する。
 征二郎は話の中、小田原で死んだ50人が何をするためどこに向かうところだったのか、何ひとつ訊ねなかった。花岡組が神奈川県警内にスパイを放っていることを承知している口振りだった。すべてを承知していたのだったとすれば、大吉会と花岡組の関係を断ち切るための芝居だったということになる。だとしたら50人の乗る列車のことをどうやって知ったのか。花岡組の幹部と藤森、不二塚しか知らなかったことだ。藤森、不二塚が口をすべらせたのか、それとも……花岡組の中に!
 征二郎は神奈川土産だといって、犬を持たせた。征五郎は疋矢の前で、藤森が事故死したと宣言した。
 疋矢は恐怖した。今は花岡組が進出する時期ではない、征二郎と闘うことを考えるだけで寒気がする、と。

 三日後、橘組。
 大吉会はひとりの漏れもなく橘組に参入することとなった。そして橘組に新たな幹部が誕生した。
 いうまでもない。橘征五郎と、片岡仁である。
 そして征五郎と片岡には、大吉会の縄張すべてが預けられる。大吉会は神奈川第二の組織であり、つまりふたりは橘組第二の幹部となったのである。
 そして橘組は征二郎が正式に跡を継ぐと宣言される。
 大吉会の縄張をすべてふたりに預けることに不満である征四郎。征五郎に、そんな小汚い学生服など着るなと難癖をつける。しかし征五郎は、大学卒業まではこの恰好で通すと反論する。
 むくれて立ち去る征四郎。
 征五郎と片岡は、これまでの経緯を征二郎に報告する。すべては大吉会の藤森が仕組んだことである、と。
 征二郎は、
 「そう考えるとつじつまが合うが、どうもおれには納得がいかねえ。あの藤森は征一郎兄さんと征三郎を殺し、その上花岡組の50人を殺したり出来るほどの肝の太い男のはずがない」
 といいながらも、考えるのは頭のいいお前たちふたりに任せるし、すべては藤森がひっかぶって死んでいったんだ、と結論する。
 だが、征五郎に見せることないその顔は、すべてを悟ってしまったものの苦悩の表情であった。

今回はここまでにしておきます。次回は征二郎兄さんの「至高の殺し」をお送りいたします。

この時点で我輩の一押しキャラの柿崎憲はまだ登場しません。
現時点では完全版第1巻の半分といったところでしょうか。

全部で第九巻までありますが果たして最後まで案内できるかが本当に不安です。


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野望の王国 登場人物紹介 [野望の王国]

「野望の王国」に出てくる登場人物の紹介から始めます。

詳細を紹介するとネタバレになりますので、軽く紹介します。

結論から言うとほとんどのキャラが死にます。

 

橘 征五郎

 

主人公。神奈川最大の暴力団橘組組長の橘征蔵の妾の子 東大法学部1,2を争う秀才であり将来を期待されていたが、「日本を征服する」という野望に親友の片岡仁と共に取り憑かれ、父の死をきっかけにその為の行動を開始する。

野望のためなら「究極の殺し」を実施する人 本人は直接「究極の殺し」をするのはほんの2,3回くらいしかしていない。「美味しんぼ」のキャラだと山岡士朗のポジションだと判断する。

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片岡 仁

主人公その2。征五郎と同じく東大法学部で優秀な成績を残すも、野望に取り憑かれ、日本を支配するために邁進する。征五郎に輪をかけて何もしない。
なぜ征五郎と共に野望に準じたかは彼の過去にあった・・・・
「美味しんぼ」のキャラだと栗田ゆうこのポジションだと判断する。

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トク (徳田栄治、徳田徳一)

 通称トク。徳田建設社長、征五郎と片岡の兵隊頭、「究極の殺し」のために資金と人員と道具等を準備している人 少年時代に征五郎と知り合い、盟友となった。中学卒業後、ヤクザの世界に入って資金を貯め、徳田建設を設立。征五郎、片岡が計画した作戦を実行面で指揮する行動隊長。
「美味しんぼ」のキャラだと岡星さんと三木まりことその他山岡を支えるポジションと判断する。

※画像がないのは愛用のスキャナーがあの世行きしてしまいました。
かろうじて前に使っていたクサレPCに生き残っていたので再掲載します。

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橘征二郎

征五郎と別腹の妾の子 自身が幼い頃から本家の兄弟にいじめられた経験から、同じ境遇の征五郎を可愛がっている。やくざとしての能力は父征蔵以上と評されている。征五郎の子守り役の留吉いわく
「学業では征五郎様以上の成績を上げる人」
橘組組長に就任後は、県下の国会議員、公安委員会、県警本部長をも影響下におく実力者。暴力団組長というより昔風のヤクザの親分といった性格であり、人望もあるが、いったん事を起こすと、情け容赦はしない。
征五郎の野望には薄々気付いている。
「至高の殺し」を実施する人
「美味しんぼ」のキャラだともちろん海原雄山ですな。

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赤寺十郎


(でかいのが赤寺)

橘征二郎組長の副官であり絶対的な忠誠を誓っている。かつて横浜の敵対組織の組長を征二郎とふたりで暗殺し、警察に尻尾をつかまれそうになった時、ひとりで自首して7年の刑期を勤め上げた。15歳で長男を生ませて以後子宝に恵まれ、六男四女の父親。どう見ても身長3メートル以上はありそうな大男で、朝食のメニューも生キャベツや生ニンジン、生の鶏の頭、生ニンニク、唐辛子を丸かじりするなど豪快。
 息子の一郎太、二郎太、三郎太、四郎太と赤寺に近い能力を持っているが・・・・・

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疋矢 繁

関西を拠点とする日本最大の暴力団花岡組の若衆頭で、周囲からは花岡組の行動隊長と呼ばれて恐れられている。日本刀で相手の腕を部下にその場で切らせたり、追跡者を銃撃で撃退するなど戦闘力は抜群。趣味は名犬の収集であり、関西愛犬家協会の理事長を務めるほどの犬好き。征五郎が征二郎組長と偶然を装って面会させるために犬の散歩を利用したが、あっさりひっかかったほどで、これが唯一の弱点となっている。
通称「犬おじさん」

一見使い捨てキャラだと思いましたが・・・・
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柿崎 憲

本作品における最大最強(最狂?)のライバルである。30歳、東大法学部卒。橘征五郎と片岡には同じゼミの先輩に当たる人物。国家公務員上級試験をパスした後、警察庁に入ったエリート官僚。大蔵省に入らなかったのは、国家権力をより直接的に利用できると考えたためで、実際、物語中盤で、射撃の優秀な警察官を集めて柿崎親衛隊を組織している。射撃の腕は抜群であるが、橘征二郎邸で赴任挨拶代わりに肖像画を撃ちぬいたり、逮捕を妨害した右翼や赤寺の息子たちを銃で撃つなど、発砲回数も多い。自動車の運転も国際A級ライセンス保持者と互角以上である。
「征二郎を倒す」と言う征五郎・片岡との共通の目的から、二人と裏で手を握ったが・・・・・

もっとも「美味しんぼ」ではたとえるキャラがいるとすればあえて金上くらいしか思い当たりませんがとにかく強烈キャラ生命力もマムシ以上にしぶといお人であります。
終盤の橘兄弟との決戦である意味「覚醒」します。

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次回からいよいよストーリー紹介と解説(突っ込み)をいたします。


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気に入っているマンガー野望の王国ー [野望の王国]

以前とある方からプロフィールに使っているキャラクターは何ですかと聞かれたのでついにこの作品をとあり上げるべきかどうか迷っていましたが、取り上げます。

その名は「野望の王国」です。

 

このマンガとの出会いは喫茶店においてあったのを読んで虜になりました。

ストーリーを紹介するとこんな感じかな

雁屋哲原作、由起賢二画の劇画である。

1977年から1982年にかけて日本文芸社の漫画雑誌「週刊漫画ゴラク」に連載された。単行本はゴラクコミックスより全28巻が刊行。のちに愛蔵版(全14巻)も出た。単行本は長く絶版状態が続き、単行本は揃いで数万円のプレミア価格がつくほどのカルト的人気を持っていたが、2002年より、同社から全9巻の「完全版」として復刊された。なおコンビニ向けの廉価本として冒頭部分のみが出されている。

主人公は、ともに東大法学部で政治学を修める橘征五郎と片岡仁の二人組である。二人は学業でもスポーツでも非常に優秀な成績を出し、教授や同窓生から注目を浴びていた。だが、卒業後の進路を問われて、二人は研究室に残るのでもなく、官公庁や一流企業に就職するのでもなく、「自分たちの野望を達成するため」に社会に出ることを宣言し、周囲を唖然とさせた。実は橘征五郎は有力な暴力団である橘組の組長の息子であった。父の亡き後、新たな組長となった征二郎の補佐として征五郎は様々な権謀術数を駆使し、片岡とともに暴力で日本を制覇するという野望実現のため奔走することとなる。そして川崎中央署署長の若手警察官僚・柿崎憲、宗教団体を率いる白川天星、という独自の野望と執念を持つ人物も登場して互いにぶつかり合い、混迷を極める展開となる。

征五郎と片岡が掌握しようとする裏の暴力機構であるヤクザと、柿崎が代表する表の暴力機構である警察との対決、および双方の内部での抗争を通じ、最終的に誰が日本の暴力機構を握り日本を支配するのかが物語の焦点となっている(雁屋の前作『男組』にあったような、対決の結果どのような理想社会を実現するかというようなテーマは完全に消えている)。このため登場人物のほとんどは権力を手に入れようとする悪人ばかりになっている。またヤクザや学生組織、軍隊、警察、宗教組織などの入り乱れる大規模な戦闘、凄惨な拷問シーンなど、過激なバイオレンス描写が頻出する。

早く言えば「殺しんぼ」ってところですね。

1コマ毎に突っ込めるのが最大の売りではないでしょうか

次回は登場人物紹介をしますが、私のお気に入りの1コマをどうぞ

主人公の最大の強敵(狂敵)柿崎憲のせりふです。 

 

こんな警察署長が実在したら恐ろしいですな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで解説できるか不安です。


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