公明党が竹入義勝元委員長に対し、党の資金500万円を着服し、百貨店で妻に指輪を買ったとして代金など計550万円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は18日、請求を棄却した。

 白石哲裁判長は「購入したとされる時期は委員長在任時の1986年6月ごろだが、当時は衆参同日選の最中で、百貨店で妻を伴って買い物をする精神的、時間的余裕があったか疑わしい」と指摘。

 その上で「指輪の種類や形が特定されておらず、妻が持っていたと認められる証拠もない。元委員長が購入したと述べた店員の証言も、具体性がなく信用性に疑問がある」と判断した。

 公明党は即日、控訴の手続きを取った。

 判決などによると、竹入元委員長は67年から86年12月まで委員長を務めた。党は2006年に元委員長に対する調査チームを立ち上げ、その結果「指輪の不正購入が判明した」として提訴した。

以上 西日本新聞から抜粋

元委員長の「着服」認めず 指輪購入で公明党敗訴(03/18 19:50)

 公明党が竹入義勝元委員長に対し、党の資金500万円を着服し、百貨店で妻に指輪を買ったとして代金など計550万円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は18日、請求を棄却した。

 白石哲裁判長は「購入したとされる時期は委員長在任時の1986年6月ごろだが、当時は衆参同日選の最中で、百貨店で妻を伴って買い物をする精神的、時間的余裕があったか疑わしい」と指摘。

 その上で「指輪の種類や形が特定されておらず、妻が持っていたと認められる証拠もない。元委員長が購入したと述べた店員の証言も、具体性がなく信用性に疑問がある」と判断した。

 公明党は即日、控訴の手続きを取った。

 判決などによると、竹入元委員長は67年から86年12月まで委員長を務めた。党は2006年に元委員長に対する調査チームを立ち上げ、その結果「指輪の不正購入が判明した」として提訴した。

以上 北海道新聞から抜粋